活 動 内 容
2022年12月
入管庁在留支援課と外国人支援・多文化共生ネット(以下:外多ネット)との意見交換会を、四ツ谷の在留支援センターにて行いました。2019年7月に外多ネットを結成し、名古屋入管で報告会を行なってきましたが、今年は東京で在留支援課、名古屋入管、東京入管との意見交換会となりました。
第一部は、外国人生徒のキャリア教育について、各務眞弓さん(NPO法人可児市国際交流協会)と、伊東浄江(NPO法人トルシーダ)さんに発表して貰いました。
また、 仲宗根ギリェールメさん(NPO法人ABT豊橋ブラジル協会)、木村エリンダさん(一宮フィリピンコミュニティ)、大野えりなさん(ASFIL岐阜)、井伊サンドラさん(鈴亀アミーゴス)からは外国人当事者からの要望を発表して貰いました。
市民活動からの要望を、直接国に届ける大事な機会でした。
意見交換会第2部は、外多ネットで受託したトヨタ財団事業、「妊娠から乳幼児育児施策および外国人保護者の受入れ状況の調査研究と啓蒙活動による安心して出産・子育てできる社会づくり」の報告を、東洋大学内田千春先生にしていただきました。東海3県14地域で調査を行い報告書にまとめました。
今後各団体が、各地で報告会を開催していきます。来春発足の子ども家庭庁の施策に反映される様に、この報告書を届けていきます。
報告書はこちら:
2021年4月
2020年度トヨタ財団 特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」に、外国人支援・多文化共生ネットの事業、「妊娠期から乳幼児育児施策および外国人保護者の受入れ状況の調査研究と啓蒙活動による安心して出産・子育てできる社会づくり」が採択されました。
2021年4月―2022年3月までの2年間の事業として行います。
2020年7月
出入国在留管理庁の佐々木聖子長官より「感謝状」を頂くことになり、佐野豪俊局長より感謝状を手渡されました。
2019年12月
外国人支援・多文化共生ネットより国への提案を、名古屋出入国在留管理局にて提出しました。
提案書では、①外国人への行政サービス向上のために行政機関の内部組織や、外国人と企業のネットワークの構築②日本や日本語や日本の慣習を知らないまま来日する外国人の多いことで地域の負担が増えているため、来日前の研修の実施③定住外国人への災害・防災情報の多言語での伝達する仕組みの構築④「多文化共生コーディネーター」の育成⑤発達障害の診断を含めた外国人児童生徒の教育制度の構築――の5項目の14の提案を盛り込みました。
「 にほんごぷらっと 」をご覧ください
2019年7月
愛知県、岐阜県、三重県、 9の市民団体で“ 外国人支援・多文化共生ネット ”を結成しました。
2023年12月
名古屋出入国在留管理局にて意見交換会を行いました。
対面での開催は、3年ぶりでした。
各団体の活動報告を聞いていただき、地域で直面する様々な課題を伝え、国として対策を求めることや、現場に足を運んでもらうことなど、直接の対話の場があることは大きな意味があると改めて感じました。